出光興産、ブラジルでCO2除去事業を展開するインプラネットに融資
JETROによると、出光興産は9月17日、米国の100%子会社を通じて、ブラジルで岩石風化促進(ERW)によるCO2除去事業を展開するインプラネット(本社:ドイツ・ミュンヘン)に融資したと発表しました。融資額は公表されていません。
- ERW分野では初となるノンリコース型プロジェクトファイナンスの一つ。資金は岩石粉末の散布拡大に充てられる
- インプラネットは2022年設立。採石場で生じる玄武岩の微粉を周辺の農地に散布し、自然の風化反応でCO2を除去する
- 累計散布量は約20万トン、展開面積は2万ヘクタール超。サンパウロ州から大規模農場の多い中西部へ拡大中
- 2025年12月、マイクロソフトと2026〜2028年に2万8,500トン超のCO2を除去する契約を締結
- 提携農場では生産性が向上し、肥料など資材の使用量も減少
なぜ重要か
農業大国ブラジルが、食料だけでなく「炭素除去」の供給地としても注目されています。日本企業の脱炭素ニーズとブラジルの農業を結ぶ新しい形の協業であり、創出されるクレジットの日本・アジアでの展開も検討されています。
本記事は下記の情報源をもとに Made in Brazil 編集部が要約したものです。
元の記事を読む: JETRO ビジネス短信